《第22号》死ぬまで“元気”に楽しく!――帯津良一医師の近刊2冊
[vc_row padding_top=”10px” padding_bottom=”30px”][vc_column][vc_column_text]この「健康養生塾」でもおなじみの帯津良一医師から、新刊が送られてきました。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row padding_bottom=”0px”][vc_column][ultimate_carousel slides_on_desk=”1″ slides_on_tabs=”1″ slides_on_mob=”1″ arrow_style=”square-bg” arrow_bg_color=”#3083c9″ arrow_color=”#ffffff” dots=”off” adaptive_height=”on” item_space=”0″][vc_single_image image=”7260″ img_size=”full”][vc_single_image image=”7261″ img_size=”full”][/ultimate_carousel][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
帯津医師は講演もユーモアに溢れて楽しいのですが、医師にしては珍しく文筆の才があり、毎月のように興味深い単行本を出版しています。
ですから、まえにも紹介しましたが、僕は海外の講演会や対談の司会をするときは、「Mr. MONTHLY OBITU」、つまり「月刊帯津さん」と呼んで帯津先生を紹介しています。
今回の新刊は「達者でポックリ。」と題する、いかにも「いのちの場」医学=ホリスティック医学の提唱者である帯津医師らしいエッセイです。
寝たきりやボケで周りに迷惑をかけることなく、延命治療で長く苦しむことなく、理想的な死を迎えるにはどうしたらいいのか?
死ぬまで元気で楽しく生きる「攻めの養生」のすすめという内容で、目次は以下のようなものです。
はじめに 「死」を楽しみに生きる第I部◎ポックリ編ちょうどよい「死に時」とは第1章 「達者でポックリ」は最高の死に方
第2章 「死後の世界」を生きる
第3章 「生命場」を高める
第II部◎お達者編 死ぬまで元気に楽しく生きる
第4章 「達者でポックリ」のための養生法
第5章 「生命場」を高める代替療法
第6章 「達者でポックリ」をさまたげる健康常識
第7章 ホリスティックな生き方のすすめ
本の帯には、「寝たきりや要介護、認知症で周囲に迷惑をかけることなく、最期まで元気に楽しく生きるにはどうしたらいいのか?」というキャッチコピーが載っているように、本コラムと多少、主旨が近いと思いますので、皆さんも読んでみましょう。
といっても、僕などの凡才とは違って、帯津先生は医師でありながら、哲学にも宗教にも精通されていて、大宇宙の150億年のいのちの流れから、人間のいのちを見ている方ですからスケールが違います。
「みなさん、『死』が恐いですか?私は『死』が楽しみです」
という冒頭文から始まる、死を見つめた上での“攻めの養生”のすすめですから、そこまで悟りの境地に差しかかった人、また政府から“後期高齢者”などと言われて腹を立てている方は、ぜひ読んで「元気に楽しく」の生き方を学んでください。
文字が大きくて目に優しいことも特徴です。
詳しくは本書を手にとって読んでほしいのですが、「元気で長生き」をすすめる本コラムにも多少関係のある「生命場を高める代替療法」という章から、漢方を含めた西洋医学以外の療法に対する、帯津医師の見解を抜粋紹介させていただきます。
「『臓器』を対象とする西洋医学は、『修理』するのが目的ですから、結果は『治った』か『治らないか』のどちらかです。
これに対して代替療法は、生命のエネルギーを少しでも高めて一歩前進することが目的です。
ですから西洋医学と代替療法は二者択一ではなく、両方をうまく組み合わせて治療していくべきものだと思います。(略)
西洋医学では手が尽きても、代替療法にはさまざまな方法があります。
療法を自分で選択し、自らの病に立ち向かう心構えを持つこと自体が、『寝たきり』『要介護』『認知症』を回避する大きな足がかりとなりうるのです。(以下略)」
主な代替療法として、①漢方などの伝統医学②ホメオパシーなど
③心身相関療法④気功などのエネルギー療法⑤食事・栄養療法
⑦丸山ワクチンなどの薬物療法⑧免疫療法・・・の8つについての
詳述もありますので、この長寿病弱時代に必読の一冊です。
さて、この本を読み終わったら、後追おうようにもう一冊、帯津医師の新刊が届きました。さすが「ミスター マンスリー オビツ」です。
こちらは「心の掃除で病気は治る―『いのち』の力を引き出す生き方」と題するもので、心の掃除をして「いのち」の力を全開させればもう病気は怖くない!
「いのち」の力の引き出し方は「気功にあり・・・というわけで、巻末には帯津医師の「時空気功」のイラスト付き解説がついています。
時空気功の「心の掃除」におる効果は以下の8つだそうです。
① 細胞のバイタリティを強め、がんを予防する
②脳を活性化する
③ 血管の流れをよくする
④代謝をよくする
⑤胃腸を丈夫にする
⑥ 呼吸器を強くする
⑦姿勢を良くし、表情をすっきりさせる
⑧ 精神の奥行きを深くする
「死ぬまで元気に楽しく」――2冊、併せてお読み下さい。
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