《第46号》ガン≪三重苦≫の克服法――身体の疲労苦・精神的苦痛・金銭的な苦労
[vc_row padding_top=”10px” padding_bottom=”30px”][vc_column][vc_column_text]相変わらず、無謀な手術や化学劇薬の後遺症で
再発・転移に悩む患者さんが増えて続けています。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row padding_bottom=”0px”][vc_column][ultimate_carousel slides_on_desk=”1″ slides_on_tabs=”1″ slides_on_mob=”1″ arrow_style=”square-bg” arrow_bg_color=”#3083c9″ arrow_color=”#ffffff” dots=”off” adaptive_height=”on” item_space=”0″][vc_single_image image=”7260″ img_size=”full”][vc_single_image image=”7261″ img_size=”full”][/ultimate_carousel][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]僕の回りからも、再発・転移後に病院から見捨てられ、
いのちを縮めていった患者さんたちの悲しいニュースが毎月のように入ってきます。
一人のガン患者としてはいたたまれないことです!
まえにも書きましたが、いまの医療制度では、「手術、抗ガン剤、放射線」の
いわゆる標準治療の手立てがなくなると大病院の医師たちは
「あなたは余命半年です」「緩和病棟に行って鎮痛療法を受けながら
死を待ちましょう」などと冷酷無比なことを宣告します。
しかし、ガンは擦り傷、切り傷のような単純な病気ではありません。
極端に申し上げれば、いわば、突発性の老化病といったらよい
複合化した<複雑>難病ですから、臓器局所を「切る、叩く、焼く」といった
<単純>治療では治らないといってもよいわけです。大半がまた再発します。
ガンを宣告された当初は、誰しもが、病気の<複雑性>と、
治療の<単純性>の間に、大きな溝があるなどと思いませんし、
勉強もしていません。
いまの医療保険制度では、手術・抗ガン剤・放射線を中心とした
単純化された<ガン攻撃>治療が、
もっとも最良で常識的な治療法だとされていますから、
患者がガンと長く付き合って、 ガンの<複雑性>を体感・熟知すればするほど、
ガン病棟で行われる <単純化>された<ガン攻撃>治療だけで、
大丈夫なのかなァと不安と疑問を抱いて、あれこれとさまようわけです。
とてもいやな言葉ですが、これを<ガン難民>とか<患者漂流>といって、
こんどは、保険の利かない、高額の抗ガン剤や放射線治療、
そしてエビデンス(立証性)の難しい、免疫療法、ワクチン療法、温熱療法、
遺伝子治療などなど第4の治療を奨められますが、 これまた複雑な
ガンという病気を、極力<単純化>した治療で処置しようと いう考えには
大差ありませんので、姑息(こそく)療法としては 成り立っているようですが、
決定的なガン治療となっていないわけです。
長患(ながわずら)いのガン患者は、やがて、 次のような<三重苦>に
苛(さいな)まれます。
まず<身体の疲労苦>ですが、どうもいまの大病院の治療法は
おかしいのではないか?と<精神的苦痛>を背負います。
さらに、ガンが末期の症状に近づくほど、高額の医療費の負担を強いられ、
<金銭的な苦労>に参ってしまうわけです。
このように、まさに複雑なストレスを心身丸ごとに浴びるのが、
“ガン闘病の実態”ですから、よほどの頑強な人か、知恵をめぐらせた人でない限り
とてもとても立ち直れないと思うのです。
その原因はといいますと、<複雑>な病気を抱えた患者と、
治療を<単純>化しようとする医師――、この患者と医師の間に横たわっている
<いのちの発想の格差>にあると、僕は考えています。
では、この長寿難病時代――、ガン患者を襲う<三重苦>を超えて、
<いのち>を掴むにはどうしたらよいのか? その答えを掴むために書いた本が、
いま発売中の拙著「ガンを切らずに10年延命――複合漢方力の驚異」です。
僕は、大学病院の主治医は「ガンは手術すれば完治する」といいましたが、
「100人中80人は助からない」というデータを知って手術を拒否。
<抗ガン剤+放射線>の西洋医学の治療法と
<天仙液+SOD>という東洋医学を土台とした代替療法を組み合わせて、
副作用や後遺症を防ぎつつ、ガンを寛解(一時腫瘍を消滅)させました。
いわば、ガンの<複雑性>に対しては、大学病院の主治医になんと言われようと、
治療法の<複合力>(組み合わせ)を持って対応したことになります。
そして、中途退院後も、もう副作用のキツい抗ガン剤は止めよう、
ただ臓器を叩く<単純>療法はゴメンだと、
体全体をガンに負けない体質に変えるために、次のような東洋医学に基づいた
<薬食同源療法>=漢方複合力療法を組み合わせたわけです。
①王振国医師による「天仙液療法」(日本では未承認薬)
②帯津良一医師による漢方煎じ薬を中心とした「ホリスティック療法」
③玄米菜食法による「マクロビオティック食事療法」
ズバリ、ガンの<複雑性>、さらに人間のいのちの<複合性>に気づき、
漢方の<複合力>と、東西医療の<複合力><統合力>を
上手に組み合わせることが、元気に長生き=ガン延命のヒケツだと、
10年間実践・継続したわけです。
たしかに、漢方や健康食品は医療保険が利かない分、お金の苦労は
付きまといますが、工夫をすれば安く上げることもできます。
これからの<生老病死>の複雑さに対応するためには、
ただ「得だ損だ」「効く効かない」と単純思考で考えても解決しません。
この長寿難病社会に心すべきは、
<いのちの単純主義>から<いのちの複合主義>への発想転換です。
漢方の複合力を見直すことはもちろん、人生の<複合力の知恵>を磨けば、
きっと、患者の<三重苦>の複雑性も解決できるはずなのです。
◆元オレンジページ編集部の<マクロビオティック編集長>の山本洋子さんの
◆気鋭の作家で玄米菜食の愛好者である山口泉さんの「魂の連邦共和国」
◆群馬県藤岡/浦部修・真弓さんの「古代米・浦部農園」
◆和歌山県南部(みなべ)/ 完熟南高梅・熟成梅干しの「月向(げっこう)農園」
◆岩手県一関/鈴木美感子さんの自然食品通販店「マグノリア」
◆大阪にあるマクロビオティックの中心団体 「正食協会」の月刊「むすび」
◆世界17ヵ国のガン支援団体・国際癌病康復協会[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]