《第39号》●希望の法則39 主治医のほかに「主治療師」「養生相談師」を持とう(1)

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皆さんも、一流病院の教授と称する医師に
主治医をお願いしている人は多いと思います。
しかし、僕にしても「ガンを切らずに12年間」、
なんとか延命できたのは、主治医をお願いした
帯津良一院長の指導による全体(ホリスティック)医療のお陰でした。

いまの医療制度、病院制度では、外科、内科、放射線科などなど、
医師の専門分野化が発達しすぎて、
昔の医師のように、患者の心身を丸ごと診る医師は
本当に少なくなってきました。
皆さんも大きな病院に行って
とくに複雑に込み入ったガンや老化病の場合、
全体の症状を見てもらえず、
胃が痛いといえば、消化器内科に、
頭が痛いといえば脳外科に、
眼が痛いといえば眼科に、
のどが痛いといえば耳鼻咽喉科に・・・といった具合に、たらいまわしされて、
結局、原因も総合的な処方も分からないという、
体験にいらいらした覚えが何度もあると思います。

僕にしても、この12年間、検査数値が上がって、
「スワっ! 胃ガンだ、食道ガンの再発だ」と、疑われたことが何度もあります。
まさに「病気を見て、病人を見ず」の医療の蔓延です。

現実に患者の症状とは微妙にして複雑です。
人間の命は機械のように、単純に割り切れるものではありません。
患者は「壊れた機械」とは違いますから、
ただ、パーツ(部位臓器)を一つ一つ見たり、入れ替えても治りません。

僕の場合、たとえ、最新装置の検査による数値が高くなっていても、
別に胃が痛いわけでもなく、快食快便で「おかしい?」と思ったことが
何度もありましたから、きっと、これは体を冷やした違いないと判断。

「科学的」と称する医師たちなら最も毛嫌いする、
東洋古伝の「びわの葉温灸」や「湯たんぽ」そして、体の内側からは
「梅醤番茶」「葛湯」などで養生。
全身を温めて、2~3日、用心しているうちに
異常と診断された「数値」が、あれよ、あれよと改善され、
医師も看護師たちも「ガンの再発じゃなかった」と
びっくり・・・これが現実なのですね。可笑しいですね。

もちろん、こうした「東洋古来」といいますか、
「おばあちゃんの知恵袋」といわれる、
古伝・生活習慣の改善法を励行していれば「完璧」などと強弁はできませんが、
いま家庭で継承されることは少なくなりましたので、
僕などは、マクロビオティック食養生法の治療師の
山村慎一郎さん、そして、気功師で鍼灸師の鵜沼宏樹さんから
教わっているわけです。

いまや、この難病蔓延、ガン蔓延、長寿難病時代には
大学病院や専門病院の主治医の他に、自分とウマの合うといいますか、
相談によくのってくれる「主治療師」ないしは「養生相談師」を持つことが、
ますます必要になってきたと痛感しています。

大病院の最新装置で検査してもらえば、本当に安心なのか?
患者は「壊れた機械」とは違う――、
患者の命は、もっともっと「複雑にして微妙だ」――、
大病院の治療は、患者の複雑な症状に対処しきれていないのではないか?
(以下次週)

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