《第21号》「おまかせ治療」はさようなら! 「ゆったり治療」で生き残れ!
[vc_row padding_top=”10px” padding_bottom=”30px”][vc_column][vc_column_text]「治療と効果」「治療とお金」・・・
患者の不安を乗り越えるにはどうしたらよいか?[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row padding_bottom=”0px”][vc_column][ultimate_carousel slides_on_desk=”1″ slides_on_tabs=”1″ slides_on_mob=”1″ arrow_style=”square-bg” arrow_bg_color=”#3083c9″ arrow_color=”#ffffff” dots=”off” adaptive_height=”on” item_space=”0″][vc_single_image image=”7260″ img_size=”full”][vc_single_image image=”7261″ img_size=”full”][/ultimate_carousel][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]高額医療や疑わしい治療を押しつける
医師や治療師、そして健康食品業者の言質を
どう見抜いて、自分らしい治療設計・
人生設計を組み立てるにはどういたらよいのか?
数年前に、夕刊紙「東京スポーツ」に連載した
「スローヘルス最前線報告――
ゆったり治療で生き残れ」というコラムに連載した記事の
抜粋紹介の続きです。
*
●おかしな治療師や業者の「賢い見分け方」
代替療法を選ぶ、3つのポイント
1.あれもこれも手を出すのではなく、
2~3種類に絞ってためす
2.相性がよければ、
経済的にも長く続けられる基準で続ける
3.なるべくエビデンス(科学的立証性)の高いものを、
直感を働かせて選ぶ
医療情報が公開され、
治療の選択肢が広がる時代だからこそ、
これからは患者も家族も、
より賢く立ちまわる必要があります。
(*これは、僕の主治医で代替療法や
ホリスティック医学に詳しい
帯津良一医師に伺ったものです)
「治療とは、まさに己の人生を決める処世哲学なのだ」
とキモに銘じて、
悔いのない日々を過ごしてほしい、
納得のいく治療選択を
「ゆったり」をはたしてほしいと、
最近はつくづく思っています。
*
どうでしょうか?
長寿難病時代に、ガン患者を取り巻く
医療環境はますます悪化していきます。
医師や病院のシステムの問題、
そうした医師にただ阿(おもね)るマスコミの報道にも
患者はチェックの目を光らせて、
自らの治療設計・人生設計を納得のいくように
創造していかねばなりません。
さらに、跋扈する、いかがわしい代替療法をめぐる業者の
甘言にも気をつけましょう。
川嶋朗先生のいうように
「患者が主演で、医師は舞台監督」
「患者が主役」です。
また、さいきんは、慈善や福祉を標榜する
頭の下がる患者活動が増えています。
患者コンサルタント、コーディネーターなどと自称する
医師顔負けの活動している人も増えました。
しかし、ただ「他人の甘言」に惑わされるのではなく、
あくまで「あなたが主役」ということを忘れずに、
付き合うようにいたしましょう。
ますます「おまかせ医療」
「おまかせ人生」からの決別を
一人一人の患者が、しっかりと心する時代となりました。
これが、健康こそ至福、
人生の自己実現・希望達成の原則です。
僕は、長年、ガンと付き合ってきて、
「久病良医」(きゅうびょうりょうい)=
患者こそすぐれた医者である・・・
という中国の故事
が好きになりました。まさに「いのちの名言」です。
みなさんも、ときどき、この金言を思い出して、
これからの長寿難病時代を
賢く、ゆったりと生き延びてほしいと願っています。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]