《第20号》おかしな治療師や業者の「賢い見分け方」
[vc_row padding_top=”10px” padding_bottom=”30px”][vc_column][vc_column_text]200万円、300万円・・・といった高額医療を押しつける
医師や治療師、そして健康食品業者の言質を
どう見抜いて、自分らしい治療設計・
人生設計を組み立てるにはどういたらよいのか?[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row padding_bottom=”0px”][vc_column][ultimate_carousel slides_on_desk=”1″ slides_on_tabs=”1″ slides_on_mob=”1″ arrow_style=”square-bg” arrow_bg_color=”#3083c9″ arrow_color=”#ffffff” dots=”off” adaptive_height=”on” item_space=”0″][vc_single_image image=”7260″ img_size=”full”][vc_single_image image=”7261″ img_size=”full”][/ultimate_carousel][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]とくに、僕のように退院後、
12年間、漢方を中心とした薬草薬食の代替療法で、
ガン延命を果たしてきた患者は、
薬や療法に健康保険が利かない分、
費用が多めにかかることはぬぐえません。
しかし、高額の漢方薬にしても、健康食品にしても、
体の調子のいい時は、
自分で判断して少なめにすればよいわけですし、
服用を休んでもよい。
納得いかなければ買わない。
また、僕の継続しているマクロビオティック玄米菜食法は、
もともと、粗食・素食に類するメニューです。
養生とは患者の工夫次と考えていましたから、
法外な「高額医療」に苦しめられることは
ありませんでした。
ガンの患者になった以上、
「他人に任せる」「医師や治療師を責める」前に、
自分のいのちをどう考えるか?
如何に己の後半生を設計するか?
健康維持、病気克服には「自分が主役」――
この基本原則を
しっかり持つことが、ますます大切な時代となってきたと、
僕は考えているわけです。
あなたは、どう考えているでしょうか?
高額医療や疑わしい治療を押しつける
医師や治療師、そして健康食品業者の言質を
どう見抜いて、自分らしい治療設計・
人生設計を組み立てるにはどういたらよいのか?
別に僕は医師ではありません。ただの患者にすぎませんから、
大層なことを述べる資格はありませんが、
一患者の体験から、新聞雑誌の連載や日刊のBLOGで、
「おかしな業者や治療師の見分け方」という
記事はなんども書いてきました。
数年前に、夕刊紙「東京スポーツ」に連載した
「スローヘルス最前線報告――
ゆったり治療で生き残れ」というコラムに連載した項目を
抜粋紹介しましょう。
*
●おかしな治療師や業者の「賢い見分け方」
ガンなどの患者に、盛んに健康食品や代替療法を
売り込みに来る治療師や業者を見受けますが、
これもピンからキリまでありますから、
その見分け方、騙されない方法の話をしましょう。
代替療法や健康食品を売り込んでくる業者で、
患者の病気の症状もろくに聞かず、
「この療法でみんな治りました」
「この食品が絶対に効きます」などと、
にこやかに迫ってくる人は、まず要注意です。
あえて、商売熱心をとがめだてはしませんが、
心の底は「自己陶酔」というか――。
患者の苦しみなど、少しも理解していない人は困りものです。
また、大学病院の治療法と違って、
立証性や検証性が乏しいものが多いわけですから、
こと代替療法や健康食品の選別に関しては、
「奇跡」や「カルト」の臭いだけが
プンプン漂うような療法だけは避けましょう。
この長寿難病時代だからこそ大切なことは、
患者自身が納得して悔いのない人生が歩めるかどうか?
余裕をもって判断することができるかどうか?
これが命を掴むコツなのです。
1.代替療法や健康食品を奨められた場合は、
開発者や推奨医師の著書や講演も
じっくり検証しておきましょう。
2.匿名患者の体験集ではなく、
より科学的に説得の出来るデータや、
社会的に信頼性の高い医師の臨床データによる
情報公開がなされているかどうか?
まず、この二つの「ツボ」を押さえて見抜きましょう。(中略)
* 続きはまた来週。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]