《第7号》 昨秋、収録!帯津医師との12ページ対談が雑誌掲載されます
[vc_row padding_top=”10px” padding_bottom=”30px”][vc_column][vc_column_text]いくら地球温暖化だからといっても
この冬の寒さは、70歳にわが身にはこたえました。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row padding_bottom=”0px”][vc_column][ultimate_carousel slides_on_desk=”1″ slides_on_tabs=”1″ slides_on_mob=”1″ arrow_style=”square-bg” arrow_bg_color=”#3083c9″ arrow_color=”#ffffff” dots=”off” adaptive_height=”on” item_space=”0″][vc_single_image image=”7260″ img_size=”full”][vc_single_image image=”7261″ img_size=”full”][/ultimate_carousel][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]まえにこのコラムでも書きましたが
僕は、数年前の晩秋、
風呂場で転がって椎間板ヘルニアとなり、
救急車で病院に担ぎ込まれ
1か月ほど入院したことがあります。
椎間板ヘルニアというと、
罹ったことのない人はたいした病気ではないと
思っているようですが、僕のように一歩も動けなくなって、
救急車で運ばれた体験のある患者は、
いつ再発して動けなくなるか? 悪化するか?
この恐怖を抱えて過ごすわけです。
ですから、厳寒の冬や、
温度差の激しい季節の変わり目には、
急に腰から脚、頭までが冷え、しびれて動けなることがありますから、
神経質すぎるくらいに用心しています。
昨年の11月末ころから、また腰痛や冷えが激しくなり、
知り合いの鵜沼宏樹さんの鍼灸院などに通ってリハビリに専念。
新型インフルエンザも蔓延したので、季節が温かくなる5月ころまで、
すべて、遠方の講演や煩わしい雑事は断りました。
そうした交渉事もなかなか骨の折れることで、
他人様には、
なかなか患者の苦しみなど分からないものだなあ
と思い知らされました。
ちなみに、90歳まで長生きされた、
昭和の大宰相・岸信介さんの処世訓に
「風邪ひかない、転ばない、義理は欠け」という
名言がありますが、とくに、
中高年はよく噛みしめておくものだと、しみじみ思っています。
それはさておき、この帯津先生との12ページ対談は、
幸いなことに、腰痛の悪化する直前の11月に
帯津三敬病院の一室で行なわれたもので、
掲載された企画では僕の最新記事となります。
もうすぐ発売の「むすび」誌3月号の巻頭特集
「ときめく――生き方上手は逝き方上手」と題して一挙掲載されました。
帯津先生は、僕の主治医であり、いわば人生の師ともいえる
尊敬すべき人物です。
話は軽快でユーモアに富み、内容はただの治療話ではなく、
「生きる希望も死ぬ勇気も」もたらす重厚かつ壮大な人生観・死生観が
披歴されますので、「心ときめいて」読んで貰いたいと思います。
冒頭のさわりを抜粋紹介します。
●養生を続けてポックリ名人になる
関根 | 先生が推進されているホリスティック医学に「ときめき」という根本的なキーワードがありますが、今日は「むすび」誌の特集のテーマとして「ときめく」を主題に話をすすめたいのですけれど、まずは、先生の近著「ぽっくり名人」を題材にしながら話を伺えればと思います。 先生の患者として10年以上も世話になっておりますが、さっき、病院の玄関ロビーで、久しぶりに山田幸子婦長さんに会ったら、「関根さん、いつも元気で嬉しいわ。あなたはわたしたちの宝物よ」なんていわれましたけども、普通、がんの患者さんは病院を4、5年で卒業し、帯津先生の言う『虚空へ旅立つ』ケースが多いのですが、僕は10年も留年。とても優等生患者とはいえませんが、診察室では先生の持論を伺ったり、人生相談したり、いわば、病院に通うというより「帯津大学の10年生」といった気分で楽しみながら通っている、ヘンな患者なんです・・・。(^0^) |
帯津 | 今の話ね、重症の胃がんから生還して10何年の人がいるんですよ。この方は抗がん剤のおかげで手術できるようになって、手術はしているんですけどね。その人にも、会うと「交通事故なんかで死なないでね。なんて、1日でも長く生きてくれれば、いつもあなたのことを話題にできるから」って、笑ってるのですけどね。 |
関根 | おかげさまで、僕は先生と縁をいただいてほんとうに感謝しています。普通、病院というと薬の話とか、検査の話とか、手術の話ばっかりですが、帯津先生のところに伺うと、人生相談に来たような、あるいは仕事の打ち合わせに来ているという感じがして、病院嫌いの僕でも、ほんとうに“ときめき”ながら入って行けるのはいいですね。まず、病院の入り口にはいると“希望在心中、生命在脚下”という、いのちの金言揮毫が飾ってある。まず、あの言葉を拝んで入る。そういう病院はめずらしいですよ。 |
帯津 | あれは、郭林新気功の于大元(うたいげん)さんがいった言葉なんですけど。 |
関根 | あれには先生の根本的な理念が含まれているわけですよね。ところで、先生は内外各地の講演に著作に、忙しくされていますが、毎年、講演や本のテーマが変わりますよね。スローヘルスの研究会で最初にお願いした5,6年前には、“ときめき”がテーマでした。それが次の年には、突然、“旅情”になったわけです。それでみんながきょとんとして講話を伺っているうちに、だんだん“旅情”が “虚空への旅立ち”“いのちのふるさとへの旅”の話だとわかって、みんなが、自分の死をイメージすることで人生が積極的になるということも分かってきて大いに頷いたり、また挿入されるユーモラスなエピソードに大笑して、散会したのを覚えていますが、今年のテーマは? |
帯津 | その後、“予感と直感”が入ったのです。昨年は“他力と自力”でした。(以下略) |
どうでしょうか? 壮大な人生観・死生観が展開しそうだと思いませんか?
詳しく読みたい人は、「むすび」誌*でどうぞ。
* http://www.macrobiotic.gr.jp/[/vc_column_text][vc_row_inner][vc_column_inner width=”2/3″][vc_column_text]≪いのちの手帖・推奨!希望達成のトキメキ養生法≫帯津良一先生のホリスティック養生訓――
●健康とは、身体的、精神的、社会的かつ、霊的(スピリチチュアル)に完全な一つの幸福のダイナミカルな状態を意味し、決して単なる病気や障害の不在を意味するものではない。●自然治癒力のポテンシ―の高い場に身を置いて、自らの内なる生命場のエネルギーを高め続けるのが二十一世紀の養生である。●「死んでも自分はある。しかも本来の自分は死んで始めて還れるのだと考えている」(夏目漱石)[/vc_column_text][/vc_column_inner][vc_column_inner width=”1/3″][vc_single_image image=”10738″ img_size=”full” alignment=”center”][vc_column_text]
近著「万物を敬う」より
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