《第5号》 食養生の≪縁≫が元気長寿の≪運≫をもたらす

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桜澤如一さん曰く「健康と長寿は≪五福≫の第一なり」「元気長寿の鍵は≪食≫にあり」――月刊「むすび」誌の新年号(正食協会発行)*からはじまった

新連載コラム「運を呼び込む

希望の法則」の紹介の続きです。

ところで、≪仙人≫に学べといっても、

昔の≪辟穀(へきこく=断食)≫といった

不老長寿のための修行は

とても無理だと思っていますが、

スワッ、ガン再発か?と、

体の具合が悪くなって、

どんな化学薬も通用せず、

ひたすら≪玄米クリーム≫や

≪芋パスタ≫でみるみる症状が改善されてくるや、

「うん、やはり、

僕も≪半仙人≫の道くらいは歩もう。

これぞ元気で長生きの近道だ」と、

ホッとすることが何度かありました。

僕のような身勝手な玄米菜食法や

少食療法を真似た≪ぐうたら断食≫、

いや≪ゆるゆるマクロビオティック≫でも、

10年を超えて、

ガンを切らずに元気を貰えたのですから、

桜澤さんの先見的問題解決法=

無双原理にはいつも感謝しているわけです。

まさに≪継続は宝なり≫――

これが僕の希望達成のカギでした。

ちなみに≪食はいのちなり≫、

≪食は運命を変える≫といったのは

江戸期の観相家・水野南北ですが、

その金言も身にしみて感受したものです。

しかし、実際に、手とり足とり、

僕にマクロビオティックの≪縁≫

を結んでくれたのは≪髭ずらの仙人≫ではなく、

愉快なことに、みめ麗しき女性たちでした。

最初に、教えてくれたのは、

僕より半年ほど前に脳腫瘍に

かかったM子さんという女性でした。

退院後、久しぶりに会ってみると、

すっかり、スリムに若返っているではないですか?

びっくりしました。

M子さんも「ガンは切らずに治したい」

と考えた患者でした。

玄米菜食法を続けたところ、

体調がよくなったばかりか、

60キロの体重が20キロも減ったと

喜んでいるのです。

論より証拠――、

はじめて「食は運命を変える」という格言が

ウソではないことを実感したわけです。

M子さんは、まさに

≪仙人≫修行に挑む覚悟で、

故・大森英桜さんの食養講座や

久司道夫さん(*世界的規模で

マクロビオティックを普及させた桜澤の弟子)

の講演会に通ったり、

熱海の断食道場に

10日間泊って養生に励んだそうです。

ガン病棟・脱走後、

僕のいのちのエネルギーを挙げる≪縁≫=

ネットワークを作ってくれたのは、

食養生の女性たちだったわけです。

そして、僕の希望達成の道が開かれてきたわけです。

続きは来週。