《第25号》「温和・排毒・希望」――ガンに負けない養生3原則

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[vc_row padding_top=”10px” padding_bottom=”30px”][vc_column][vc_column_text]厳寒の季節です。
お互いに体の冷えに気をつけましょう。
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病人の体温が下がることは死に近づくことを意味します。

冷えた患部を温めて血行をよくすることが 晩秋から厳冬を乗り切るヒケツです。

不調を訴える患者さんたちにはとくに体のツボを温める「ビワの葉・温灸(おんきゅう)器」や手軽で美味しい「梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)」といった昔「おばあさんの知恵袋」といわれた素朴な伝統療法をすすめています。

日本人には日本人の体質に合った健康の知恵があることを忘れてはなりません。

これぞ、ゆったり健康法=スローヘルスの原点なのです。

退院後、せっかく、食事療法や代替(だいたい)療法を続けて回復したというのに、とつぜん症状が悪化して亡くなるケースがあります。

いろいろ調べてみると、大抵が、季節の変わり目とくに寒さが厳しくなる11月ごろから2月ころに、アクシデントが多いのです。

僕たちの患者懇親会のスローヘルス研究会の趣旨について季刊会員誌の冒頭にいつも次のようなメッセージを送っています。

《「いのちの手帖」は心のマッサージ・マガジンです。

◆スローヘルスとは・・・温かくて和やかな健康法であり、処世法です。

「温和療法」と覚えておいて下さい。

本来、人間が持っている「自然治癒力」を大切にし「身・魂・心」のいのち丸ごとを考える・・・

この主旨で設立されたしなやかな集まりがスローヘルス研究会です。

その会員雑誌である「いのちの手帖」はポケット版の小さな雑誌ですが「心のマッサージ読本」として、気楽にゆったりとお読みください》難病のガンといえども、眦(まなじり)を決して腹を切ったりうんうん唸って化学劇薬の苦痛に耐えることは早く卒業し薬草でも食事法、呼吸法でも応用できるものいろいろ工夫してもっと、人生を温かく和やかに過ごしていこう――こんな主旨で作った組織です。

そして、何よりも日常生活の基本を以下の「温和力3原則」として大切にしようそれが、再発や転移を防ぐ近道だと確認しあっているわけです。

1・食べることも大切だが出すことが一番 (排毒)

2・冷えは万病のもと。心身を温めよう。 (温和)

3・ストレスをためるな。希望を持とう。  (希望)

えーっ? そんなこと分かっているよこんな3原則でガンの再発や転移が防げるわけがないだろう――

という人も多いでしょうがこれが守れないのが人間の弱さでもあります。

漢方薬にしても薬膳やマクロビオティックにしても難しい原理や理論はありますがこの「スローヘルス」=温和療法の3つの原則を
まず守って生活を続けていけばむやみやたらと検査漬け、手術責め、劇薬責めにあわなくとも延命できるっものだと、僕たちは考え
また実践してきたわけです。

僕にしても毎年、寒さが厳しくなる年末に風邪を引いたりして体調を崩しスワッ! ガン再発かと大慌てしたことが何度もありました。

厳冬の夜、知人の葬儀に出て自らの命を縮めた患者さんを何人も知っています。

気温の差が大きいので、こうした季節の変わり目には体調を崩さぬよう十分に注意してください。

体調が崩れてもあわてないで温和力、に加えて、排毒力、希望力の「養生3原則」を思い起こしてください。

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